全乳管理

外付け熱交換器EcoHubをお使いになると加熱も冷却もいとも簡単にできるようになります。AutomaticMilkSuppyは全乳物流に有用です。

EcoHub

EcoHubは再利用可能エネルギー源を利用し、MilkTaxiモデル3.0と4.0のどの機種でも冷却と加熱時に水を再利用できます。

持続可能なミルク調製用の後付け可能ソリューション

滅菌機能付きの従来型MilkTaxiは、想像がつくように、簡素な技術を水冷に利用し、このため持続可能性と効率の点では不利です:この場合使用後の水がリサイクルされません。また、少量の冷却では効果がありません。さらに、MilkTaxiを滅菌機能付きに改造することはできず、全く新しい一台を購入せざるをえません。EcoHubは、装置の切替が不要で冷却と滅菌、温水利用のために柔軟な解決策を提供します。EcoHubは製造年2015年以降のMilkTaxi世代3.0と4.0の全機種に後付け可能です。

EcoHubの機序

EcoHubでは最適にミルクの温度調整を行うため、普通の水道水と事前に冷やされる氷水またはバイオガスプラントから引いてくる熱水からなる2種類の水源を利用します。熱交換器スパイラル部の功を奏して少量のミルクでも温度調節や搾乳ロボットからの直接ミルク利用が可能で(AutomaticMilkSupply装備のEcoHubAMSを参照)、効率良く利用できます。無線接続は加熱または冷却プロセス用の無線通信を保証します。

AutomaticMilkSupply

AutomaticMilkSupply (AMS) は搾乳ロボットから分離される子牛用ミルクのミルク冷却タンクでの保管を制御します。MilkTaxiでミルク供給が必要になると、必要量がMilkTaxiに供給されます。

AMSではMilkTaxiが哺乳用ミルクを要求するまで、搾乳ロボットから分離した子牛用ミルクが確実に冷却タンクに送られることで、分離後ミルクの保管と管理が最適に行われます。滅菌工程の前に、MilkTaxiは必要なミルク量の情報をAMSのコントロールユニットへ送ります。次に、AMSはMilkTaxiに対応する量のミルクを送ります。通信は無線で行われます。AMSはロボットから独立しており、ミルクと水を分別するための洗浄信号しか要求しません。

AMSの洗浄

分離ラインの洗浄はロボットが自動で実施します。冷却タンクを手で洗う場合は、洗浄中にs回収されるミルクをペールに迂回させることができます。

EcoHub AMS

AMSによるミルク制御のうまいやり方にEcoHub熱交換器を組み合わせるとさらによい管理ができます。「EcoHubAMS」ソリューションというべきものが共同で実行されます。

農場固有のリソースの最大利用

EcoHubAMSでは販売には適切でないミルクを有意義に利用できるほか、再生エネルギーも利用されます。これによって農場は気候保護に大きく寄与でき、さらに、コスト削減にもつながります。

共同で技術設備が利用されるため、投資費用を節約できます。

EcoHubAMSの回路基板は搾乳ロボットのミルク管理と現場の水源を使用した加熱工程と冷却工程の利用という両方の工程を制御します。このため作業工程で真の付加価値が生まれるだけではなく、お客様である御社のためにも投資コストダウンにつながります。

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