DoubleJug
自動哺乳機専用に設計されたミルクタンクこのタンクには容器が 2 つあり、中断せずに全乳を確実に与えることができます。
新鮮な全乳を制約されずに飲めるため子牛は健康で満足します。
省エネ、省力化:自動洗浄と自動タンク切り替えを使用。
インテリジェントなコントロールのおかげで全乳リソースを最適に活用できます。
全乳保管のジレンマ
全乳給餌は子牛飼育ではますます重要になっています。しかし自動哺乳機で給餌するには少々技術的なハードルを乗り越えなければなりません。例えばミルクが常に保管タンクにあり、子牛が終日いつでも自動機から哺乳できる状態でなければなりません。子牛が普段より多く飲むときはタンクが早く空になり、一定時間ミルクが飲めなくなります。
逆にタンクに充填したり洗浄するとき、まだミルクが残っていることはよくあります。この残りは捨てられることが多いです。これでは高費用となるため、新鮮なミルクはタンク内の古いミルクに加え、保管タンクを正常に洗浄せず、給餌が続きます。
従来型のミルクタンクにはタンク内に極僅かしかなくなると凍結し始めるという問題もあります。この場合ミルクがだめになり、技術系統に負荷が及びます。こうした理由があるため CalfExpert など自動哺乳機で全乳保管のための究極的ソリューションを開発いたしました。DoubleJug が以上の問題を一切解決する様子をこちらでご覧ください。
24 時間全乳給餌- 適するときのみ補給できます!
CalfExpert 自動哺乳機は一つのタンクからミルクを取り出します。このタンクが空であれば、DoubleJug は自動的に二番目の容器に切り替え、中断せずに CalfExpert が給餌し続けます。このため待機時間がないし哺乳も中断されず、CalfExpert の強い吐出力が最適に活用されます。
一つのタンクの洗浄後は DoubleJug が充填する準備ができています。通常の場合両方のタンクに充填し、DoubleJugs の容量を最大限活用できます。二室システムの利点は、ミルクタンクにミルクが無くなるタイミングを待たずに DoubleJugs に随時補給できることです。残量が発生せず、ミルクが不足して CalfExpert が哺乳を中断するような時もありません。
CalfExpert によるコントロール
DoubleJug は CalfExpert でコントロールし、自動機のディスプレイからプログラミングします。このためタンクレベルは自動機から直接でも CalfGuide でも随時表示させられます。オプションの情報ユニットを DoubleJug に取り付ければ、温度や充填量等の基幹データが直接牛舎内で表示されます。
さらに自動洗浄機能もあります: 一つのタンクからミルクが無くなれば自動的に洗浄されます。つまり、最大限の衛生状態と最高品質のミルクを維持できるわけです。CalfExpert と直接通信しますので洗浄サイクルは調整されます。そのおかげで DoubleJug と CalfExpert 間のミルクホースの毎日の洗浄はミルクタンク本体が洗浄されてからでないと開始されません。子牛が待つことがあってもそのため最短時間で済むようになります。
牛房ごとに涼しいツールを入れる場所
このタンクは四角形であるため子牛舎の中であまり場所をとりません。このため自動哺乳機に隣接させることもできます。
DoubleJug には二つのタンク用に一機の冷却ユニットが装備されています。たとえ微量のミルクでも効率的に冷却され、凍結することがありません。
Holm & Laue MilkyWay
Holm & Laue製品を使用した全乳の経路:滅菌->貯蔵->ディスペンシング。
2台のCalfExpertで1台のDoubleJugを共有します
両方の自動哺乳機がDoubleJugに充分近く立っていれば(6 mまで)、2台のCalfExpertが1台のDoubleJugからミルクを取得できます。DoubleJugのタンクのうち1つが空になれば、自動機のうち1台がCalfExpertとタンクおよび供給ラインの一括洗浄を引き受けます。もう1台の自動機はこの間内部洗浄を実行します。次に2台目のタンクが空になれば、2台目のCalfExpertが洗浄します。この同期はCANBus通信ラインを介して実行されます。
ダブルタンクシステムの特性
- 自動充填機能: 自動洗浄後にタンクが空で清潔になると、適したフロースルー滅菌装置で自動的に再充填できます。
- 自動完全排出機能: タンクが空になるやいなや、DoubleJug はタンク満タンに自動的に切り替わります。空のタンクを CalfExperts の洗浄サイクルのときついでに洗浄します。
- 急速冷却で絶縁タンクの中に細菌が増えにくくなります。
- CalfExpert にも他の自動哺乳機にも最適です。
- CIP システムに従う自動洗浄プログラム。
- CalfExpert と DoubleJug の平行洗浄を含む CalfExpert でのタンクのデジタルコントロール。
テクニカルデータ
電源 | 400 V、16 A |
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給水 | 熱水と冷水が必要 |
廃水 | フロアの排水路が必要 |
所要空気圧 | 5.5~7.5 bar |
寸法 2 x 190 ℓ | 163 cm x 87 cm x 116 cm |
寸法 2 x 380 ℓ | 163 cm x 87 cm x 155 cm |
占有面積 | 200 cm x 100 cm |
クーラント | 型式R407C |
クーラント充填量 | 1.81 kg |
地球温暖化の可能性 | 1774 kg CO₂eq (GWP₁₀₀) |
CO₂換算 | 3.211 t CO₂eq |
環境に関するお知らせ | フッ素系温室効果ガスを含む |