子牛舎内の先端全自動全乳管理

ウィスコンシン州ニュートンにあるブランマイヤー乳牛農場では 480頭の乳牛から搾乳しています。この農場ではすべての若牛は子牛舎で飼養されています。キム・パールさんは弊社とのインタビューで、手間を掛けずに子牛の全乳飼養を実現した方法について説明してくれました。

改善が進む

「私はキム・パールといいます。ブランマイヤー乳牛農場の共同所有者です。この農場にはおよそ 10 人のフルタイムの職場があります。ここの子牛チームは姪のリンゼーとキャロライナおよび私自身から成ります。

最初から力強く育つ子牛が好きです。これは全般的な家畜の健康と共に進み、このため作業が楽になります。問題に直面すると、原因を常に探し、問題解決まであきらめません。

2014年以来ここでは哺乳自動機で子牛に給餌しています。二回の大量の給餌時間ではなく一日に多くの小分け給餌は特に寒い冬の月には意義がありました。

自動機による結果はとてもよかったですが、数年後にさらに改善すると確信しました。滅菌全乳で飼養している他の農場では押しなべて見ると子牛がよりよく見えることがわかりました。しかし整備の手間について懸念していたため、投資を躊躇していました。さらに、輸送用の装備、保管、滅菌、全粒の給餌のすべてを管理しなければならないことについてあまりにもおぼつかなかったのです。

乳首から乳首へミルクを全自動で送る

搾乳ロボットへの投資を望んでいた頃、アブツ・リーライセンターとその所有者グレッグ・アブツさんに知り合いました。同氏の企業Calf Starは一手に子牛設備一式を提案してくれました。同社の子牛についてのノウハウおよび同社には子牛用装備専門チームが別個にあることに印象づけられました。

 現在、リライロボットがミルクをミルクタンクに移送します。 Über 地下の配管を通りミルクが子牛舎へ送られます。これでミルクを車で運ぶ必要がありません。子牛舎ではCompact-Flash HTST 滅菌装置がミルクを滅菌し、次に100 ガロンのタンクが2台搭載された (2 x 380 l)DoubleJugに送られます。DoubleJugがミルクを冷却する一方で、CalfExpert哺乳自動機はタンクからミルクを吸引して子牛に適切な哺乳温度で直接給餌します。CalfExpertソフトウェアを介してタンクを制御します。

言い換えれば、「ミルクは乳牛の乳房から出て哺乳ステーションの乳首まで一切外部の光に当たらない時点から見ます。」

システムは定期点検しています。洗剤を監視し、毎週バクテリア増殖検査を実施して、衛生上の問題を早いうちに検出します。信頼はよいですが、管理はさらによいです!

Holm & Laueの自動機はダブルミックスカップもあるため気に入っています。ここでは子牛が2台の哺乳ステーションのどちらかに乗ると、子牛に常に直接哺乳できます。旧システムでは他の子牛が済むまで子牛は待たざるをえませんでした。

また、カラーディスプレイもともて操作しやすいです。設置後は少々新たな設定に慣れる必要がありますが、間もなく完全に管理できるようになりました。

平均的結果では最高効率に至ることはできません

ここでは1年前から全乳を給餌しており、平均30 %の体重増加を見ました。子牛の体格や毛皮の生育に関しても改善を見ました。しかしまだ潜在的改善の余地があると思っています。近い将来には子牛1頭あたり日次体重増加2.5 ポンド(1.135 g)を目指して取り組んでいます。

子牛は出生時と生後8週間(離乳時)さらにそのおよそ5ヶ月後に計量します。このようにして給餌が正しい栄養摂取を保証し、強く健康で高いミルク生産能力がある若牛に育つかを追跡できます。

私なら平均的結果で満足せず、ピーク生産を絶対上げられる若牛を育てるように努力しているどの農場にもこの技術を紹介したいほどです。

キムさん給餌管理について印象深い一面を垣間見させていただきありがとうございました!ここでは技術と優れる管理が最適な結果を生み出せるかについて確認できます。

レンラクサキ
子牛マニュアル

Holm & Laue 子牛マニュアル